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ユカ

Author:ユカ

アタシ、松本由香。 生まれた時から、非凡な人生を歩む運命だったんだと思うな。 ユカの人生をすべて知ってる人は誰もいないし、 墓場まで持っていこうと思ってたけど、 誰かに知っておいてほしくなっちゃって。 『オトコの履歴書』と題して、ユカの人生公開します。

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2007/11/26  命が途絶えた日


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月曜日・・・。午前中大学に行き、
マミからお金を受け取り、昼から前処置を受ける為、
病院に行った。

窓口で、中絶同意書を渡した。

冷たい診察台の上で足を開いた。
『子宮口を広げますね。ちょっと痛いかもしれませんよ。』

かなり痛かった。
それ以上に心が痛かった。これで、もう赤ちゃんは・・・。

あまりの痛さに、診察台から降りれず、
看護婦さんに抱えて降ろしてもらい、
しばらくベッドで横になってから帰宅した。

中絶の決心をして、ここまでしてしまったのに、
まだ生きている赤ちゃんのことを思うと、涙が止まらなかった。


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火曜日・・・。手術当日。
朝9時にヒロトは来てくれた。

二人で電車に乗って病院まで行った。


ヒロトは病院の中に入るのを躊躇し、
『どっかでモーニングでも食べて時間つぶしとくわぁ。』
と言ったので、
窓口で終わる時間を聞くと、

『手術は10時からなんで、付き添いの方は11時頃来て下さい。』

とのコトだった。

『じゃ、11時に中まで来てね。』

『わかった。』

ユカは一人で病院に入っていった。



診察台に乗ったら、すごくドキドキした。
目が覚めたら、赤ちゃんはいなくなってるんだ。
ホントにさよならなんだ。

涙をこらえた。

看護婦さんがユカの手の甲に注射針を刺し、
『1からゆっくり数えていって下さい。』と言った。

『1・2・3・4・5・6・・・・・・。』


6までは覚えていた。次に目が覚めた時は病院のベッドの上だった。

時計は10時50分を指していた。

まだ、ボーッとしていた。

ユカはいつの間にかオムツのようなナプキンをあてられ、
持ってきた生理用パンティも履かされていることに気づいた。

“赤ちゃん、いなくなっちゃったんだ・・・。”

実感した。つらかった。

ヒロト、早く来て。

しかし、11時を過ぎてもヒロトは現れなかった。

ユカは11時15分までベッドで横になっていたが、
フラフラしながら起き上がり、待合室のソファで待った。

11時半・・・。午前診が終わる時間だ。

仕方なく、窓口で帰る旨を伝え、術後の注意書をもらい、病院を出た。

眩しく、熱い日差しが照りつけた。
フラフラのユカは、道路の脇のフェンスに体を
もたれかけるようにしてヒロトを待った。

12時前、ヒロトが走ってきた。

『ごめん。』

『どこ行ってたの?。道に迷ったの?。』

そう聞きながら、ジーパンのポケットに、
チョコレートの箱がはみ出してるのが見えた。

『まさか、パチンコしてて遅れたの?。』

『えっ?。なんで?。』

自分の女が中絶中にパチンコして待って、
オマケに遅れて迎えに来るなんて・・・。

言いたいことはたくさんあったけど、言う気力もなく、

『まだ麻酔が完全に取れてなくて、フラフラなの。
タクシーつかまえて帰ろっ。』

とだけ言った。


部屋に着くと、ユカはすぐベッドに横になった。

ヒロトは慣れない手つきでリンゴを剥いてくれた。

『何かしてほしいことある?。』

こーいうやさしさが、さっきの件をもみ消してしまうのだ。
いつものパターン・・・。

『アイスクリームが食べたい。ハーゲンダッツのヤツ。買ってきて。』

ユカが言える精一杯のわがままだった。

ヒロトは買いにいってくれた。

ヒロトも、それでパチンコの件が帳消しになるのをわかっていたのだ。


一人ベッドの上で、子宮と心がからっぽなのを感じた。


このまま、消えてなくなってしまいたい・・・。

自分自身が存在している価値が見つからなかった。

おもむろに浴室に行き、カミソリを持つと、手首にあててみた。

思い切りグサッと引けば消えれるかなぁ・・・。

カミソリを持った右手に力を入れ、左腕の手首にくい込ませた。
カミソリを手前に引いた瞬間、痛くて力を弱めてしまった。

手首には、赤い鮮血が出たが、傷口は血管にはほど遠く、
とても死に至る量ではなかった。


中途半端だな・・・アタシ・・・。

弱くて、うだうだしてて、自分がどうしたいかさえもわからない。
最低の人間に成り下がってる気がした。
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