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次の日の学祭は、悪友のリカとマミと一緒に回った。
二人とも、彼氏とは別にまだチョコチョコ遊んでる。
ユカは、緒方さんと会って以来、二人の誘いにはのっていないんで、
久しぶりに3人で集まった。
模擬店でリカの彼氏がやきそばを売っていたので、
3人で行って、1つオマケしてもらった。
ステージの隅に行って、ヒロト先輩に
『差し入れ~。』って渡した。
『おう、サンキュー。昼まだ食べてないねん。助かるわ。』
短い会話だったが、私の心は幸せのピンク色に染まった。
うふっ。恋・恋・恋・・・。心がときめいた。
学祭から数日たったある日、学食でたまたまヒロト先輩に会った。
『この前は差し入れありがとな。昼メシ注文したん?。
この前のお礼に何かおごるわ。一緒に食べよーや。』
『彼女に見つかったら、どーするんですかぁ。
気持ちだけもらっときます。』
『ほんなら、今度外でメシおごるわ。』
『マジですかぁ?。ラッキー。おなか空かせときますね。』
『ユカちゃん、このへんに住んでんねやろ?。電話番号教えといて。
都合のいい日また連絡するし。』
『わかりましたぁ。』
ユカは、カバンからメモ用紙を取り出し、
電話番号を書いてヒロト先輩に渡した。
渡した後、軽いノリのヒロト先輩に一瞬落胆しながらも、
ごはんに誘われた嬉しさの方が何百倍も勝ってた。
その日から、ユカは外出を控え、ひたすら電話を待った。
シャワーする時も電話のコードを伸ばして、
いつでも受話器を取れる状態で過ごした。
3日目の夜・・・。テレビを見ていると電話が鳴った。
受話器を取ると、ヒロト先輩からだった。
『もしもし、ヒロトだけど。』
『こんばんはー。』
『何してたん?。』
ホントは
『ヒロト先輩からの電話をずーっと待ってました』と
言いたかったけど、グッと飲み込んで
『テレビ見てましたぁ。』と言った。
『明日の昼から空いてる?。難波でメシ食べよ。』
『明日ですかぁ?。』
壁に貼ってある時間割を見ると、明日は昼からも
2つ授業が入っている。
けど、ヒロト先輩と授業を天秤にかけたら、
カタンってヒロト先輩の方が下がった。
『昼から空いてますよ。』
『じゃあ、1時に引っかけ橋のトコのロッテリアで待ち合わせよっか。』
『わかりました。じゃあ明日。』
やったぁ。明日はヒロト先輩とデートだぁ。
ユカは、久しぶりに心が満たされ潤っている自分を感じた。
その日は、遠足の前の子供のように、
ワクワクしてなかなか寝付けなかった。
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