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人妻ユカ

ユカ

Author:ユカ

アタシ、松本由香。 生まれた時から、非凡な人生を歩む運命だったんだと思うな。 ユカの人生をすべて知ってる人は誰もいないし、 墓場まで持っていこうと思ってたけど、 誰かに知っておいてほしくなっちゃって。 『オトコの履歴書』と題して、ユカの人生公開します。

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2007/11/25  忘れられたらどれだけラクか


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次の日、ユカはマミが中絶をした病院に行った。

待合室には、おなかの大きな幸せそうな妊婦さんばかりだった。

場違いなトコ来ちゃったな・・。早く呼ばれないかな。

『鈴木さーん、鈴木ユカさーん。』

やっとユカの名前が呼ばれ、診察室に入った。

マミの言ってた通り、やさしそうな女の先生だった。

問診票を見ながら、先生は

『生理が遅れてるのね。じゃ、診察しますから、
下着を取って台に上がって下さいね。』

と言った。

診察台は、別室にあった。

両足を開いて、固定台の上に足を乗っけた。

子宮を触られ、触診された。

再び診察室に戻され、椅子に座ると、
先生が尿検査の結果とカルテを見ながら


第10位。ドM人妻リナさん日記は、ユカのお気に入り
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『妊娠3週目です。』

と言った。

『先生、アタシ、産めないんです。中絶してほしいんですが・・。』

精一杯の勇気と赤ちゃんへの罪悪感にとらわれながら、ユカは言った。

『わかりました。手術の日にちは、いつにする?。』

『早い方が・・。来週早々に・・。』

『じゃあ、来週の火曜でいいですか?。』

『はい。お願いします。』

窓口で、手術前日の前処置や手術代についての説明を受け、
ユカは病院を後にした。



その足で大学に行き、ヒロトを探した。

ヒロトはクラブの仲間と、学食で昼食後のコーヒーを飲んでいた。

ユカに気づくと、席を立って近づいてきた。

『どうやった?。』

『3週目だって。来週の火曜に手術で、月曜に前処置ってヤツ
するらしいわ。火曜は、麻酔かけるから付いてきてほしいな。』

『わかった。』

『それと、手術代が10万ほどかかるんだ。
アタシも親に10万は言えないから、ヒロト、バイト代前
借りできない?。』

『わかった。聞いてみる。』

いつになく真剣なヒロトの表情に、
張り詰めていたユカの緊張が少し和らいだ。


アタシはかばんから、病院でもらった中絶同意書を取り出した。

『名前、書いてくれるかなぁ。』

ヒロトは、無言で同意書に目を通し、サインした。

『じゃあ、バイト先に聞いて、金額わかったら電話してね。』
そう言ってヒロトと別れたユカは、
授業をサボって帰宅してベッドに横になった。


次の日も、その次の日も、ヒロトから連絡はなかった。
中絶まであと3日なのに、中絶代の用意ができていない。

日曜の夜、ヒロトに電話した。
『ヒロト、バイト代前借りできたの?。』

『無理やったわ。』

『えー?。じゃあ、どうすればいいの?。
火曜までに用意せなアカンのに。誰かに借りてよ。』

『聞いてはみるけど・・・。』

気のない返事だった。

アタシは、自分で何とかしなきゃって思った。
ヒロトとの電話を切った後、マミに電話した。

『お金貸してほしいんだけど・・。中絶代、ないねん。』

『なんで?。ヒロトさんに言ったら?。』

『ヒロトに言ったけどアカンかったから、マミに頼んでんねん。』

『なんでヒロトさん、アカンの?。身体を傷付けて
ツライ思いするのは女やねんから、お金くらい用意
するの当たり前ちゃうん。』

『うーん・・。そうやねんけど・・。
私、5万ならあるから、あと5万貸してくれへん?。』

『いいけど・・。夏休み入ったらすぐ帰省するから、
それまでに返してくれる?。』

『わかった。絶対返すから。明日、大学で渡してもらっていい?。』

『うん。わかった。ユカさぁ・・・ヒロトさんでいいの?。』

『マミ、心配してくれてありがと。
でもアタシ、ヒロトと離れられない。』

受話器を置いた後、また涙があふれてきた。
頭ではわかってるんだけど・・・。
ヒロトと一緒にいても幸せになれないって・・・。
でも、ヒロトと離れられないよ・・・。

その日のアタシの恋日記には

“あなたのこと、キライになれたら、忘れられたら・・
どれだけラクか・・”

って書かれてあった。



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