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久しぶりに開いた手帳のこの日の欄には、こう書いてあった。
“世界でたった一つ、何でもほしいものをあげると言われたら、
私は迷わずあなたの心と答えるだろう”
そんな私の純粋な心の部分が彼の心に届いたのか、
ヒロト先輩とデートした2日後の深夜、電話が鳴った。
『もしもし、俺。ヒロト。』
『こんばんは。この前はごちそうさまでした。楽しかったです。』
『・・・・』
『もしもし?。先輩?。』
『・・・あの・・オレさぁ、ユカちゃんのことが気になんねん。』
『はぁ・・・。おもしろいヤツだったからでしょ?。
また、いつでも下ネタ付き合いますよ。』
ユカは、わざとおどけて話をした。
『ちゃうねん。オレ、ユカちゃんのこと、好きになったんやと思う。』
『えっ?。』
そんなセリフをヒロト先輩から聞くなんて予想もしてなかったので、
ユカは焦った。
『先輩、彼女いるのに何言ってるんですかぁ?
酔ってるんですか?。』
『せやなぁ。オレ、あいつと付き合ってるもんなぁ・・・。』
『そーですよぉ。』
『あいつと別れたらオレと付き合う?。』
『えっ?。そんな急に言われても・・。でも、
アタシも先輩のこと好きですよ。』
『えっ?。そーなんや。嬉しいわ。俺・・あいつと別れる。
ちゃんとカタつけたらまた電話する。遅くにごめんな。』
『いえ、おやすみなさい。』
受話器を置いた後、ユカは複雑だった。
望んでたことなのに、突然にそれがやってきて、
しかも、他の女を犠牲にしてまで・・・。
ヒロト先輩の言葉は嬉しかったけど、
素直に心から受け入れられない自分がいた。
それは、これから始まる一つの恋愛に、違う自分がブレーキを
かけていたのかもしれない。
ブレーキは壊れ、恋愛はスタートしてしまった。
その時はまだそんなコトになるなんて思いもしなかった
つらい出来事の重なる恋愛が、動き始めてしまったのだ。
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