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Author:ユカ

アタシ、松本由香。 生まれた時から、非凡な人生を歩む運命だったんだと思うな。 ユカの人生をすべて知ってる人は誰もいないし、 墓場まで持っていこうと思ってたけど、 誰かに知っておいてほしくなっちゃって。 『オトコの履歴書』と題して、ユカの人生公開します。

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2007/12/15  アタシの心に恋の矢


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朝5時までのバイトは、梅田でやっていた。
終電間近の電車で行き、始発で帰宅していた。

その日、アタシが12時前にお店に行くと、お客が1組しかいなくて、マネージャーから外に出て客を引いてこいと言われた。

アタシはジュンちゃんと一緒にエレベーターで下に降り、真夜中の街でお客を探した。

『こんばんはー。そこのスナックなんですけどぉ。セット4500円です。誰かと一緒じゃなきゃ帰れないの。ずっと立ってて足が痛いよぉ。』

ユカはミニスカートを上げて、太腿を擦りながらそう言った。

『終電で帰らなアカンから、また今度来るわ。』

そう、断られてもユカはすかさず名刺を渡し

『絶対来て下さいネ。アタシ、火曜と金曜に居るからぁ。』

とアピっておく。

ダメ元だけど、これで数日後に来てくれたお客さんもいた。


再び、街を見渡して物色していると、向こうから、スーツを来た2人組のサラリーマンが歩いてきた。


ビビッときた。

『こんばんは。そこのスナックなんですけど・・・。セットで・・』

ユカの言葉を遮るように

『オレのタイプやわ。どこ?。行こ行こっ。』

と言って肩を抱かれた。

『えっ?。あの・・セットで4500円です。』

店に入ったアタシ達は、一番端の席に2人を通した。

『いらっしゃいませ。ありがとうございます。アタシ、ユカと言います。』

名刺を渡した。

『こんなフツウの名刺いらんわ。スペシャルな名刺にして。』

と、ボールペンを渡された。

ユカは名刺に自宅の電話番号を書き

『スペシャルバージョンです。』

と笑顔で渡した。


数分前、真夜中のネオンの中、彼が視野に入った瞬間、アタシは彼に一目惚れした。

男前でもないし、背が高いワケでもなく・・・。

でも、あの学祭の日、突然ヒロトに恋してしまったように、アタシの心に恋の矢がささってしまった。


でも、店のオンナと客という立場上、その気持ちは封印して接客した。

もしかしたら、会えるのは今日だけかもしれない。

『お名前、教えてもらっていいですか?。』

『オレ、トシちゃん。コイツはよっちゃん。マッチは今日は営業や。』

『ジャニーズの方がいらっしゃるのは、初めてですぅ。』

ユカはおどけて言った。

彼は俊史といった。

『じゃあ、トシちゃん、よっちゃん、お仕事お疲れサマでした。かんぱーい。』

トシちゃんは、アタシの予想通りのしゃべり方だった。

話がおもしろく、時間が経つのも忘れて夢中でおしゃべりした。

『ユカちゃん、何歳?。』

『この前21になりました。』

『おーっ、同い年やん。2年前のオレと。』

『23なんですね。』

『よく計算できましたぁ。』

そう言って頭をなでられた。

『彼氏は?。』

『彼氏いたら、今頃ここに居ませんよ。迷わず彼氏とベッドに居ます。トシちゃんは?。』

『彼女いたら、今頃ここに居ませーん。』

『そっかぁ。じゃ、寂しい時はここに来てね。ユカが慰めてあげるから。』

アクマで営業トークで通した。

アタシにはヒロトがいるし、最近心が疲れてるから・・・と自分の気持ちに自分で言い訳した。


気がつくと4時を過ぎていた。

『もうこんな時間かぁ。帰るわ。おあいそして。』

ユカはエレベーターで二人を下まで見送った。

『ごちそーさん。電話するわぁ。』

『ありがとうございましたぁ。お気をつけて。』

白み出した空の下、トシちゃんは去っていった。 CLICK HERE FOR FC2 Blog Ranking
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